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【実際何してるの?】中学校・高校で生徒会長を経験した僕が生徒会長の仕事について紹介します!

今回は中学校、高校で生徒会長になるか迷っている人に向けて、実際に中・高で生徒会長をした僕が生徒会長の仕事について詳しく紹介していきます。アニメやドラマだとかなり華やかな印象がある生徒会長ですが、実際はどうなのでしょうか!

この記事でわかること
・生徒会長の仕事について!

そもそも生徒会長って何?

生徒会長とは学校内の全生徒の代表のことです。学校内の全生徒は入学した瞬間から生徒会に所属しています。その生徒会の中で生徒会執行部、つまり生徒会役員が存在し、それを率いるのが生徒会長というわけです。

各学校によって生徒会長の選び方や生徒会執行部の扱われ方は異なりますが、生徒による自治活動を促進するために学校教育で採用されている重要なシステムです

詳しくは以下の記事で紹介していますので是非読んでみてください。

生徒会長の仕事とは?

ドラマやアニメではよく扱われる生徒会長ですが、実際の生徒会長の仕事は以下の通りです。

中学校、高校で生徒会長の仕事に関してはそこまで差は無いように感じます。ただ、中学校に比べて高校は先生からの指示が無く、自分たちで出来ることを計画し運営する側面が強いので自由に活動することが出来ます。

生徒会長の仕事

  • 生徒会執行部、生徒会役員の取りまとめ
  • 全生徒で行う行事の計画と運営
  • 校外の活動への参加
  • 公約の達成

以下で掘り下げていこうと思います。

あ、その前に前提として生徒会が学校内で権力があるというのはあり得ないです!また、生徒会によって部費の予算を減らしたり、増やしたりなどはそこまで関与することがないです!フィクションとは全く異なると言うことを記事を読む前に知っておいてください!

生徒会役員の取りまとめ

生徒会役員の取りまとめと言っても、様々ですが大きく分けると3つほどになると思います。

  • 生徒会役員の選出
  • 各行事などでの役員への指示出し
  • 生徒会での取り組みの話し合いのまとめ役

まず1つめの生徒会役員の選出に関しては学校によっても異なりますが、多くは生徒会長が決まった後に生徒会長自身で依頼する場合や役員になりたい人の立候補によって決まります。

副会長など責任度合いが生徒会長に近い役職は先生からの推薦で決まることもありますが、それ以外の役員の選出は生徒会長が決めることになります。この際の役員の選出によって1年間の生徒会長生活の運命が決まると言っても過言ではありません。

次に2つめの各行事などの指示出しに関してですが、生徒会長は先生と関わる機会が他の生徒会役員に比べて多いため、先生からの指示出しを生徒会執行部に伝える、という動きになることがほとんどです。

中学校の場合は先生からの指示をそのまま役員に伝えるだけでいい場合がほとんどですが、高校の場合は最低限の指示を先生から与えられ、それに対して必要な仕事を付け足したり、誰に依頼するかを考えたりなど行動の自由度が広くなります。

3つめの話し合いでのまとめ役に関しては、執行部で取り組みをする際の話し合いなどを円滑に進めるために基本的には司会役をします。中学校ではこの話し合いの際に先生が居ることがありますが、高校では大抵自分達のみでの話し合いになります。

全生徒で行う行事の計画と運営

これは生徒会執行部全体での活動という側面が大きいかもしれません。

生徒会長としての仕事としては先ほど挙げた、行事を計画、運営するために役員への指示出しや計画の話し合いの進行に加えて、行事の挨拶です。

ちなみにですが、私は中学校で初めて生徒会長になった時、行事の挨拶の仕事が好きではありませんでした。今はむしろ一番いい経験だったと感じることが出来ていますが、行事の度に挨拶を考えないといけないし、全校生徒の前で話さないといけないし,,,最初は本当に大変でした笑

学校生活で全校生徒に生徒会長としての姿を見せるのは行事の時だけなので、負担で言えば挨拶はかなり少ないのですが精神的には一番の難関なので苦手な人は覚悟をするようにしましょう。

各学年での行事、例えば修学旅行や遠足に関しては生徒会長としての仕事はほとんどの場合ありません。例外としては入学式での在校生代表の挨拶、卒業式での在校生代表の送辞、卒業生代表の答辞などは生徒会長や副会長が行うことになると思います。

私の場合は中学校、高校の両方で卒業生代表として答辞を読みました!副会長は送辞や新入生への挨拶をしていました。

校外の活動への参加

これはあまり生徒会に関わっていない場合は知らないかもしれません。

生徒会長は前述した通り、学校の生徒の代表なので校外の活動に積極的に参加することになります。

これは通っている学校の地域によって異なりますが、他の学校の生徒会役員との交流会やボランティア活動、募金活動のイベントへの参加に加えて、地域のイベントに学校代表として参加するなどが挙げられます。

ちなみにですが、このような活動に行く場合は先生が送迎してくれることがほとんどなので交通費などは心配しなくても大丈夫です笑

私は中学校では他校の交流会への参加と地域のイベントでの発表、高校の時は募金活動のイベントへの参加やボランティア活動の参加をしました。普段関わることがない他校の生徒会長と交流するのはかなり楽しかったです!

公約の達成!

1年を通してずっと取り組まないといけないのは公約の達成です。とはいっても必ず達成出来るわけではありません。

そもそも公約ってなに?と思っている人も居ると思いますので簡単に説明しておきます。

公約とは、生徒会長になってからの約束事のことです。人によって掲げる約束は異なりますが大抵、高校の場合はスマートフォンの自由化や私服登校の許可などかなぁと思います。中学校の場合は学校の特色によって違うと思いますが、私の場合は意見箱の設置や食事の際の音楽を全校生徒から募集して流すなどを掲げていたような気がします…笑

生徒会執行部に入っていない友達から「あの取り組みってまだやらないの~?」とよく言われていましたが、意外と先に挙げた3つの仕事があるためなかなか手を付けることが出来ません。特に行事に関しては本番の3-4カ月間前から動き出すこともあるので本当に忙しいです。

高校の時はなんとか校則の改正まで取り組むことが出来ましたが、毎日遅くまで学校に残り、先生へ提出する書類作成をしていました。中学校の時は結局掲げていた公約を達成することが出来ないままで1年間を終えてしまいました。

なんとか空いている時間を見つけて取り組んでやっと達成できるものなので、無理しないように取り組むようにしましょう。

まとめ

実際の生徒会長の仕事についてここまで紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

正直中学校、高校と生徒会長をしてきましたがどちらもかなりの時間を掛けないといけないので、大変でした。特に高校に関しては中学校に比べて自分達がやりたいことを出来る反面、仕事量が膨大でものすごく大変でした!

しかし、大変だった分得ることが出来た思い出や経験が大きく、現在の僕の生活にも役立っています。

この記事が参考になれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

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