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【生徒会経験者が教える】中学校の生徒会と高校の生徒会の違いについて

この記事は、生徒会に入ろうとしている方や入ろうか悩んでいる方に読んでもらいたい記事となっています。実際に、中学校の生徒会と高校の生徒会では具体的に何に違いがあるのか気になる方も多くいると思います。そこで、中学校・高校と生徒会副会長を務めた私が、中学校・高校の生徒会について分析していきます。ぜひ最後までご覧ください。ここでは生徒会執行部を生徒会として記載しています!

生徒会とは?

生徒会とは、簡単にいうと”生徒を代表する組織”です。生徒の代表として、学校行事の企画・運営学校をより良い空間にするために活動する組織となります。生徒会には任期というものがあり、大体の学校が1年となっています。任期というのは、生徒会に任命され活動する機関のことをさします。

生徒会は、前に立って学校を引っ張るというイメージが強いです。しかし、前に出ている部分はほんのはずかで、その何十倍もの仕事があります。実際に私が生徒会で副会長を務めていた時に、”生徒会は、縁の下の力持ちにである”と担当の先生に言われたことを今でも覚えています(笑)

中学校の生徒会について

高校の生徒会との大きな違いは… 生徒が主体的に活動しているかです。

中学生は、生徒会という制度が初めてであるため、どのように何を具体的に運営していけば良いかわかりません。そのため、担当の先生と共に作り上げていくような形で生徒会が運営されます。中心的存在に先生が存在している状態です。

〈仕事内容〉

1、行事ごとの企画・運営、司会・進行の実施。

2、代表の言葉やお礼の言葉

3、生徒会通信の作成

4、定期的に委員会ごとの会議の運営

5、その他、全校生徒が過ごしやすくなるためには、どんなことが必要であるかを考え、実行

中学校の生徒会での内容は主にこの5つです。この5つについて、少し具体的に説明して行きます。

1、行事ごとの企画・運営、司会・進行の実施

行事は学校後により異なると思いますが、具体的には体育大会や文化祭、入学式、卒業式などです。これらの行事をスムーズに行えるように考えたり、行事を進めていきます。特に、生徒総会は先生方のサポートのもと、生徒主体で活動します。生徒総会は特に大変です…。

2、代表の言葉やお礼の言葉

何らかの式典や集会時には生徒代表の言葉があります。その多くを生徒会が実施することが多いです。

3、生徒会通信の作成

生徒会通信については、ほとんどは書記の人が作成してくれます。しかし、忙しい時でもそうでもない時も、みんなで作り上げていきます。

4、定期的に委員会ごとの会議の運営

これは、生徒会の各委員会長ごとが運営して行きます。目標であったり、各委員会ごとの仕事であったり、行事の運営に関することなどさまざまな理由で開催されます。

5、その他、全校生徒が過ごしやすくなるためには、どんなことが必要であるかを考え、実行する

これは、生徒会長の公約や生徒からの声をもとに、全校生徒が過ごしやすい学校環境を作るために考えます。生徒会のメンバーや先生と協議を重ね、生徒総会で提案するなど実行の仕方はさまざまです。

高校の生徒会について

高校の生徒会の仕事内容は、上記とほとんど似ているため割愛します。違う点だけをピックアップします。

〈中学校の生徒会との違い〉

1、生徒主体で行事の企画・運営、司会・進行の実施

2、生徒が集まるタイミング、資料作成するタイミングなどは生徒会長を中心に決定していく

違いについては、主にこの2つです。

1、生徒主体で行事の企画・運営、司会・進行の実施

中学校は、先生が主体となり進めていましたが、高校では生徒が主体となりさまざまなものを進めて行きます。生徒会長を中心にどのように進めていくかを計画します。そして、最終的に完成日や提出日を報告し、そこで先生の都合と合わせ調節していく形です。本当に私たちが、”このようにしたい”という思いで作っていくため、責任重大です。

例としては、球技大会や運動会の種目です。先生方と何度も協議を重ね、本当に実現可能であるか検討し、協議を変更するなどです。

2、生徒が集まるタイミング、資料作成するタイミングなどは生徒会長を中心に決定していく

1つ目と少しかぶる部分はありますが、とにかく高校の生徒会は生徒主体であることです。

私は、中学生の頃は、公約は”夢”みたいなイメージをしていました。しかし高校では、公約を実現させるたに生徒会が動いていきます。もちろん公約は、全校生徒がより良い学校生活を送れるように考えたものであり、それを実現させるために実行していきます。

実際私は、高校で副会長を務めていた時に校則を改定しました。メリット・デメリットや問題点や予想される流れなどさまざまな視点から考え、担当の先生にも相談しつつ進めて行きました。このように、高校では、生徒主体で生徒会を運営しているとわかります。

まとめ

これまで、私の経験談とともにお伝えしてきました。中学校と高校の生徒会の仕事内容に違いは、あまりないと言えます。しかし、高校は中学校よりも生徒主体で活動し、考える機会が増大することがわかります。高校の生徒会が生徒主体に進みますが、必ず担当の先生はいらっしゃいます。何かあればすぐに助けてくれますし、アドバイス助言もしていただけます。そのため、安心してより良い学校を作ることができます。失敗を恐れず、何事にもチャレンジしてみてください。

中学校・高校と生徒会をした私から伝えたいことはこれだけです。

生徒会に入ると忙しく、大変ですが、体調には気をつけて無理せず頑張ってください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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