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【現役看護学生が教える】看護の専門学校のメリット・デメリットについて📖

この記事は、現役看護学生である私が看護の専門学校のメリット・デメリットについて記載しています。高校3年生の時に、国公立大学・私立大学・専門学校のどこに進学するか悩んだ私が、実際に専門学校に通い感じたメリット・デメリットです。現在、看護師を目指している方にぜひ見ていただきたい記事になっています。

看護の専門学校ってそもそもどんなところ?

看護の専門学校は3年で卒業となります。大学との違いは1年早く卒業することです。専門学校は1学年の人数が少なく、40人程度です。そのため、ほとんど高校生活と同じような環境です。しかし、勉強に実習が加わり、忙しいです。専門学校は、テスト期間がない学校もあります。私はテスト期間がない学校のため、科目ごとに随時テストがあります。週に2、3科目テストがある場合もあるためいつもバタバタとしています。

専門学校の入試時期は多くが、共通テストや私立大学入試のあたりとなっています。同じ都道府県やレベルの専門学校を2つ受験しようとすると日程が同じ場合があります。私は、共通テスト、専門学校、私立大学入試全て受けました。そのため、どれかの入試を受けられないといったことはありません。

看護専門学校のメリット

少人数で学習できる

実習も勉強面も少人数のため手厚くご指導していただけます。先生が看護師のため親身になり、質問や相談がしやすいです。ほとんどの学校が40人1クラスとして学習を進めています。本当に高校のような形での授業のため学びやすい環境です。実際に学習していく中で、私は高校と同じような空間で学習できるため、大学よりも集中し勉強できるように感じています。

大学より1年早く働くことができる

大学生より1年早い3年で卒業のため、一足先に働き出し、経験を積むことが可能です。看護師になりたい、早く働きたい、臨床での経験を積みたいと考えている方にはとてもおすすめです。私は早く働きたいというより、看護師として学びたいという思いが強くありました。そのため、1年早く働けることにメリットを感じています。

附属病院がある(場所により異なる)

学校によっても異なりますが、付属の病院を持っている場合が多くあります。付属の病院を持っていると就職先になる場合があります。また、その病院での実習となるため実習時から雰囲気などを感じることができ、とても勉強になります。学校のそばに病院があるため、実習時に戸惑わず、落ち着いて実習に参加できます。

私は、付属の病院がある専門学校に通っているため実習はその病院で実施され、落ち着いて参加することが可能でした。実習中は記録物がついてきます。その際に自宅に帰ると疲れて寝てしまうことがありますが、学校で友達と同じ空間で取り組むことができるため集中し、励まし合いながら頑張ることができます。

国家試験合格率が高い

専門学校は少人数で先生方の手厚いご指導のため、国家試験の合格率が高いと言われています。ほとんどの専門学校の国家試験合格率100%または90%後半です。これは学習環境が影響しています。専門学校は1年次より国試を視野に入れた学習や模試などが実施されています。そのため大学よりも短い学習時間でも合格率が100%になると考えられます。

看護専門学校のデメリット

入試倍率が高い

専門学校の場合、大学受験者が滑り止めに受験することが多いです。そのため入試倍率が高くなります。受験科目はほとんどの学校が、英語・国語・数学であるためそこで苦手分野を潰しておくことが大切です。たとえば、数学の自身の苦手分野と入試傾向を照らし合わせ、どの分野が苦手なのかを認識することは役立ちます。私は、英語が苦手だったため、重点的に勉強しました。

🌱ポイント:自分に合ったレベルの専門学校を選択すること!専門学校によっても特色やレベルが違います。そのため自分自身が興味を持った、通いたいと思った学校を選択することが重要です。

忙しく、長期休みが短い…

大学生のようにたくさん遊んだり、髪色を派手にしたり、、、という現実はありません😭なぜなら、大学で4年で学ぶものを3年で取り組み、実習が定期的にあるからです。現在、3年で学ぶのはギリギリ…とも言われています。長期休みは約1ヶ月ぐらいです。イメージとして高校生と同じような生活のサイクルだと思ってください。

🌱ポイント:友達はすごく仲良くなります。忙しさや辛さは、共に学んでいる仲間が一番の理解者となってくれます。共に励まし合い頑張れます。

働き出してからの給料が少し違う

大学卒業と専門学校卒業では少し給料が変わってきます。勤める場所や病院によっても異なりますが、約1万円弱違うと言われています。

🌱ポイント:業務内容などに違いはありません。1年先に働いているため、あまり気にならないという意見もあります。

まとめ

⚪️看護専門学校のメリット

・少人数で学習することができる。

・大学より1年早く働くことができる。

・場所により異なるが、付属病院を持っている。

・国家試験合格率が高い。

⚪️看護専門学校のデメリット

・入試倍率が高い

・忙しく、長期休みが短い。

・働き出してからの給料が少し違う。

以上の看護専門学校のメリット・デメリットは、実際に私が通い、感じたものです。メリットが多くある反面デメリットもあります。しかし、デメリットは捉え方や考え方を少し変えることでメリットにも変わります。専門職はやはり学ぶことも多く、どの進路を選んでも大変です。そのため、自分自身にあった学習環境を見つけ、看護師になりましょう。

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