こんにちは、学びライフ運営者のかずまるです!
今回は、「生徒会経験を推薦入試でどう活かせばいいの?」という悩みに答える記事です。
私自身、生徒会長としての経験を推薦入試の場面でアピールし、実際に面接で役立ったと感じています。
この記事では、生徒会経験をどんなふうに言葉にすれば、面接官や先生に響くのか?
そのコツや具体例を、志望理由書と面接の両方の視点からご紹介します。
なぜ生徒会経験は推薦入試で強みになるの?

生徒会活動には、社会に出てからも役立つさまざまな力が詰まっています。
- リーダーシップ
- 課題解決力
- コミュニケーション能力
- 協働力(チームで動く力)
- 責任感
- 実行力
これらは、まさに推薦入試で求められる力そのもの。
生徒会長や副会長だけでなく、書記・会計・広報など、どんな役職でも十分アピール材料になります!
以下の記事では生徒会に入っていると推薦入試でなぜ有利になるのか?について書いていますので是非読んでみてください。
【生徒会×推薦入試】元中学・高校の生徒会長が生徒会に入っていると推薦入試で有利な理由を4つ紹介! – 学びライフ
志望理由書に使える!アピールポイント例

以下は、志望理由書で生徒会経験をどのように書けばいいかのヒントです。
✅ ① どんな役職・活動をしてきたか
まずは具体的にあなたの生徒会での役割やその役割でどのようなことに取り組んだのかを書いてみてください。
【例】
「私は中学校で生徒会副会長を務め、主に文化祭の企画運営や校則改正に取り組みました。」
活動については特に力を入れて取り組んだものを書くのが良いかと思います
✅ ② どんな課題に取り組んだか
ここで「挑戦したこと」「壁にぶつかったこと」を具体的に書いてみてください。
校則の改正に取り組んだり、ボランティア活動に取り組んだり、あなたの学校ならではの課題を書くのが良いかと思います。
【例】
「文化祭準備では、クラス間の温度差が大きく、どうやって全校の協力を得るかが大きな課題でした。」
✅ ③ どうやって乗り越えたか、工夫したこと
行動過程をしっかりと書いてみてください。
先ほど記載した課題について、どのように対策を取ったのか、その対策をしようと思った理由を書くと説得力のある文章になります。
【例】
「そこで私は全校アンケートを実施し、生徒の意見を可視化することで、みんなが納得できる企画づくりを目指しました。」
✅ ④ その経験から何を学んだか
これが一番大事です!あなたがその一連の経験からどのようなことを学んだのかについて書きましょう!
さらに、その経験から学んだことを元に志望校に入学した後や将来的にどのようなことをしたいのか?について書けると完璧な文章を作成することが出来るかと思います。
【例】
「この経験から、周囲の声を聞き取り、まとめあげる力の大切さを学びました。そして、学んだことを御校での○○の活動での○○に活かして、さらにリーダーシップを養っていきたいと考えています。」
面接でのアピール方法|想定質問と答え方例

面接では、以下のような質問がよくあります。生徒会ならではの質問がされるため、自分が何をしていたのかを改めて認識しておくことが重要です!
Q1. 「生徒会で学んだことは何ですか?」
【答え方例】
「自分一人の頑張りだけではなく、周りを巻き込んで動くことの大切さを学びました。文化祭準備では、最初はクラスメイトが協力的ではありませんでしたが、アンケートや個別声かけを通じて、一緒に成功を目指す雰囲気を作ることができました。」
Q2. 「困難だったことは?どう乗り越えましたか?」
【答え方例】
「体育祭の準備期間中、スケジュールの遅れが大きな課題でした。私は、先生に相談し、放課後に特別ミーティングを設定することで全体の進行を立て直しました。」
Q3. 「生徒会の経験が、これからの学校生活でどう活きますか?」
【答え方例】
「相手の立場に立って考える姿勢は、生徒会活動で身についたものです。これからの高校生活でも、学級活動や部活動で周りの人と協力して目標に向かって進んでいきたいと思います。」
志望理由書用・文章例(短文バージョン)

以下は、志望理由書にそのまま使える例文フォーマットです。
【例文】
私は中学3年間、生徒会活動に積極的に取り組みました。特に2年生からは生徒会副会長として、全校生徒が参加する行事の企画・運営を担当しました。
その過程で、意見がまとまらないときにはアンケートを実施し、全校生徒の声を集める工夫をしました。また、先生方への提案書作成や、生徒総会での発表も経験しました。
これらの活動を通して得た「課題発見力」や「協力して物事を進める力」は、高校生活でも生徒会や委員会活動、学級代表などに積極的に活かすと共に、さらに成長させていきたいと考えています。
注意!やりがちなNG例
- 「リーダーシップがあります!」とだけ言って具体例がない
- 活動内容の羅列だけで、学んだことが伝わらない
- 「頑張りました!」だけで終わる(なにをどう頑張ったのかが重要)
以下の記事ではテンプレートも合わせて志望理由書や推薦書の書き方について紹介していますので参考になるかもしれません!
【テンプレ付き】元生徒会長が志望理由書・自己推薦書の書き方のおすすめの構成と書く時のポイントを4つ紹介! – 学びライフ
最後に|あなたの生徒会経験は、立派なアピールポイント!

生徒会活動は、ただの学校の係じゃありません。
- 「学校をより良くするために動いた経験」
- 「周りを巻き込んで形にした経験」
- 「悩んで、考えて、乗り越えた経験」
これこそが、面接官が知りたい「あなたらしさ」です。
ぜひ、自信を持って生徒会での経験をアピールして、推薦入試に挑んでください!
学びライフでは生徒会をしていた学生の方や現在の生徒会を指導している先生方を応援しています。
今回も読んで頂き、ありがとうございました。
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