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【保存版】生徒会向け|行事後の振り返りと反省会の進め方|次回に活かす5つのコツ

【保存版】生徒会向け|行事後の振り返りと反省会の進め方|次回に活かす5つのコツ 先生方・保護者向け

こんにちは、manabi-life.blog運営者のかずまるです!

今回は「行事が終わった後の生徒会の振り返り方」について、実体験を交えながらお話します。

文化祭、体育祭、新入生歓迎会など…。
大きな行事が終わると、「終わったー!」という開放感と疲労で、つい振り返りを後回しにしてしまいがちですよね。

でも実は、この“振り返り”こそが、次の活動の質をグッと上げる大事なポイントなんです。


なぜ行事の振り返りが大切なの?

理由は大きく3つあります。

  1. 次回への改善点を見つけられる
    →「こうすればもっとスムーズだった」「準備が足りなかった部分」など、反省は未来へのヒントとなります。同じ行事を担当することは無かったとしても文化祭の反省が体育大会に生かすことが出来たり、学内でのボランティア活動に活かせることが出来るかもしれません。
  2. メンバー同士の成長につながる
    →「あの時は助けてくれてありがとう」など、メンバー間の信頼が深まります。行事の振り返りは悪いことだけを振り返る訳ではなく、運営上の良かったことも含めて振り返るので仲間との信頼が深まります。
  3. 新しい代への“生きた資料”になる
    →そのまま次年度の引き継ぎ資料としても活用できます。資料があることで、次世代が運営する行事がどんどん良くなっていき、学校全体の評価や生徒会全体の評価を上昇させることにも繋がります。

私自身、生徒会長時代に「振り返りをしっかりやっておいてよかった…!」と何度も思いました。


振り返り&反省会の進め方|基本ステップ

ここからは、私が実際にやっていた進め方をステップごとにご紹介します!


ステップ①:行事が終わってからできるだけ早く実施

できれば行事の当日、少なくとも行事が終わってから1週間以内に反省会を開くのがおすすめです。

理由はシンプル。「記憶が新しいうちに振り返るほうが、具体的でリアルな意見が出やすい」からです。生徒会活動は思っているよりもスケジュールが詰まっているので、後回しにしていると振り返りをしないまま引退!なんてこともあり得ます。

後回しにせずになるべく早めに行うようにしましょう。


ステップ②:事前にアンケートで意見を集める

いきなり「じゃあ反省点ある人〜?」と言っても、なかなか意見は出にくいです。

そこで私がやっていたのは、全校生徒に向けた行事の振り返りアンケートの実施です。

【例:振り返り用アンケート項目】

  • 良かった点は?
  • 印象に残っている点は?
  • 来年への改善点は?
  • 特に感謝したい人は?
  • その他、行事の運営についての意見など

このようなアンケートを実施することで、行事の振り返りの会議で発言しやすくなります。

また、そのアンケート自体も貴重なデータとなるので引き継ぎの資料として残しておくと良いでしょう。

アンケートの実施方法などについては以下の記事でも紹介しています。

【保存版】生徒会活動で使えるアンケートの作り方と使い方|行事・校則・意見収集に大活躍すること間違い無し! – 学びライフ


ステップ③:ポジティブな話から始める

反省会というと「失敗探し」のイメージがありますが、最初に「良かった点」「成功したこと」から話すのが大事です。

  • 「今回、協力できたことは何だった?」
  • 「特にうまくいったことは?」

こうすると、空気が暗くなりすぎず、前向きな振り返りができます。

また、良かった点を話すことで生徒会役員の結束や自分たちがこれから運営していく行事で大切にしたい価値観や強みを見つけることにも繋がります。

そのため,行事の振り返りは良かった点から話すようにしましょう。


ステップ④:改善点は具体的に掘り下げる

例えば「準備不足でした」で終わらせずに、

  • 「具体的にどの部分が不足してた?」
  • 「何日早く準備を始めたらよかった?」
  • 「誰にどんな声かけが必要だった?」

…と、できるだけ「次はどうする?」という行動レベルの改善策まで落とし込むようにしましょう。


ステップ⑤:次回に活かすために“残す”

せっかく出た反省は、そのまま終わらせないことが大切!

私の場合は、以下のようにして残していました。

  • USBメモリ内の「反省点フォルダ」に保存
  • 次回行事の企画会議で「去年の反省点」を必ず確認
  • 生徒会役員全員で共有できる「振り返りまとめプリント」を配布

このルールを作ってからは、生徒会全体の“引き継ぎ力”がかなり上がったと感じました。

また、先生方との繋がりが強い場合は振り返った点について担当の先生と情報を共有しておくと良いかもしれません。

生徒会の引き継ぎについては以下記事で紹介しています。

【保存版】生徒会の引き継ぎ完全ガイド|スムーズなバトンタッチで次代につなげよう – 学びライフ


実際に私がやっていた反省会の流れ(実例)

【1】行事後の生徒会定例会で、反省会を開催する予定を共有しておく
【2】事前にGoogleフォーム(または紙)でアンケート回収
【3】当日は「よかったこと→改善点→来年へのメッセージ」の順で発表
【4】内容はすべて議事録に残して、翌年の役員に引き継ぎ

特にやって良かったと思ったのは、会議の中での「ありがとうコーナー」です。

  • 「体育祭当日に走り回ってくれた放送係ありがとう!」
  • 「文化祭準備で毎日残ってくれた○○さんありがとう!」

…と、みんなで感謝の言葉を出し合うことで、メンバー間の絆も深まりました。


意見が出ない時の対策は?

  • 少人数グループでの意見交換→その後全体共有
  • 「去年の反省点」を見ながら、「今年はどうだった?」と比較する

最初は静かでも、生徒会長や三役などの司会役が上手に話を振っていくことで、次第に話し合いが活発になるかと思います。

意見が出にくい時のヒントについて、以下の記事でも紹介しています。

中学生向け|はじめての生徒会 自己紹介や意見の言い方に悩んだ時のヒント5選 – 学びライフ


最後に|振り返りは次の成功への第一歩!

行事後は疲れて気が抜けがちですが、振り返りの質が次回の成功を左右します。

生徒会は、「学校を少しずつ良くする存在」です。
だからこそ、反省点を“活かせる学校”を、みんなで作っていきましょう。

あなたの学校でも、ぜひ今日から振り返り文化を始めてみてくださいね!

manabi-life.blogは皆様の生徒会活動を支援しています!

今回も読んでいただきありがとうございました。

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