こんにちは、manabi-life運営者のかずまるです。
生徒会としての活動期間が終わりに近づいてくると、ふとこんなことを思う人もいるのではないでしょうか?
- 「いよいよ引退か…」
- 「後輩にちゃんと引き継げるかな?」
- 「このまま終わっていいんだろうか?」
私も生徒会長としての活動が終わる頃、そんな思いを何度も抱きました。
引退の時期は学校によって様々

まず前提として、生徒会の引退時期は学校によって異なります。
私の場合は、中学校では中学3年の12月ごろ、高校では高校3年の6月で引退しました。
つまり、多くの学校では卒業式の直前まで活動することは少なく、在校中に次の代へバトンを渡す仕組みになっています。(違う方は申し訳ないです,,,,)
この記事では、そんな“引退前”の限られた期間で、私自身が「やっておいてよかった」と思えることを3つ紹介します。
これから引退を迎える生徒会の皆さんのヒントになれば嬉しいです。
1. USBメモリで「引き継ぎファイル」を残した
やってよかったことの1つ目は、次の代への“引き継ぎ資料”をUSBメモリで渡したことです。
当時、前年度の記録があまり整っていなかったため、私は自分が経験したことをデジタルファイルとしてまとめて保存することにしました。
USBメモリに入れた内容はこんな感じです:
- 行事ごとの「やっておいた方がいいこと」や準備の流れ
- 校則変更などを進める際に必要な手順(どの順で何をするか)
- 担当の先生との連絡・書類作成に関する注意点
こうした情報を、次の代の同じ役職の人に直接渡し、さらに「何かあったらいつでも相談してね」と連絡先も交換しておきました。
実際にその後輩から質問が来たとき、「頼ってくれて嬉しいな」と思えたし、自分の経験がちゃんと活きている実感もありました。
2. 自分の想いを“言葉”で伝えた
2つ目は、「ありがとう」「伝えたいこと」をちゃんと言葉にしたことです。
生徒会としての最後のスピーチや、卒業式前のあいさつなど、私は原稿をしっかり練って、自分の気持ちをまっすぐに伝えるように意識しました。
- なぜ生徒会に立候補したのか
- どんな想いで活動していたか
- どんなことを後輩に伝えたいのか
普段は照れくさくて言えないようなことも、引退のタイミングだからこそ言える・伝えられるのだと思います。
3. 最後まで「行事づくり」に関わった
最後にやってよかったのは、引退間際まで行事にしっかり関わったことです。
私の場合は「3年生を送る会」の準備にサポートメンバーとして加わり、進行台本の確認や準備についての後輩のサポートを行いました。
ポイントは、「前に出る」よりも“後ろから支える”姿勢を大切にしたこと。
- 後輩が主体となって動けるように助言する
- トラブル時のフォローにまわる
- 不安そうなメンバーに声をかける
目立たない役割かもしれませんが、最後にもう一度“縁の下の力持ち”として関われたことは、個人的にとても満足感がありました。
最後に|引退はゴールじゃなく、バトンの瞬間

生徒会を引退する時って、どこか寂しさや「やり残したかも」という気持ちがつきまとうこともあると思います。
でも、そうやって最後まで悩んで考えて行動しているあなたは、
もう十分すぎるほど素晴らしい生徒会役員です。
生徒会の引退は、「終わり」ではなく「バトンを渡す」タイミング。
あなたが残した資料や言葉、そして背中は、次の代の誰かにとってきっと支えになるはずです。
悩みながらも走り抜けたその経験は、あなたの人生の中でもきっとかけがえのない時間になります。
最後の一歩まで、自分らしく、堂々と歩んでくださいね。
心から、応援しています!
読んでいただきありがとうございました。
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