こんにちは、かずまるです。
今回は、生徒会で卒業式の答辞を任された中学生・高校生向けに、
失敗しない答辞の書き方ガイドをお届けします。
私自身、生徒会長として答辞を経験したことがあり、
その体験から得たコツや意識したポイントもあわせてまとめました。
この記事を読めば、あなたらしい素敵な答辞がきっと書けます!
答辞とは?役割を知ろう

答辞とは、卒業式の締めくくりに、卒業生代表が
「感謝」と「未来への決意」を伝える大切なスピーチです。
卒業式は、ただのお別れではありません。
これまで支えてくれた人たちへの感謝と、新しいスタートへの覚悟を伝える場です。
その中心に立つのが、あなたの答辞です。
答辞に込めるべき3つの要素

答辞を書くときに、特に意識したいのはこの3つです。
1.感謝の気持ち
先生方、保護者の皆さん、仲間たちへの感謝を、具体的に伝えましょう。
例:「私たちを支え続けてくださった先生方に、心から感謝申し上げます。」
2. 思い出の共有
みんなが共感できる思い出を描くと、聞く人の心に残ります。
例:「体育祭で、汗だくになりながら一緒にバトンをつないだあの瞬間は、今も胸に焼き付いています。」
また、行事ごとの挨拶例をまとめた記事も参考にしてみてください。
【生徒会長の仕事】体育祭・文化祭など各行事の挨拶はこれで完璧!挨拶の例と話し方のポイント – 学びライフ
3. 未来への決意
卒業はゴールではなく、新たなスタート。
これから歩む未来について、前向きなメッセージを込めましょう。
例:「ここで得た絆と学びを胸に、自分らしく前に進みます。」
答辞の基本構成

自然で聞きやすい答辞にするために、基本の流れを意識しましょう。
- はじめの挨拶(導入)
- 感謝の言葉
- 思い出の振り返り
- 未来への抱負
- 締めの言葉(結び)
この順番に沿えば、スムーズに書けます!
実体験から学んだ!答辞のポイント
私が生徒会長として答辞を作成したとき、意識して良かったポイントを紹介します。
1. 感謝は具体的に
「ありがとうございました」だけで終わらず、
どんなときに、どんなふうに支えられたかまで書くと、気持ちがより伝わります。
例:「失敗して落ち込んだとき、励まし続けてくださった先生方に、何度も救われました。」
2. 思い出は場面で描写する
「場面」を思い浮かべられるように描写すると、ぐっと臨場感が増します。
例:「炎天下のグラウンドで、声を枯らして応援した体育祭。あの一体感は忘れられません。」
3. 背伸びしない
難しい言葉を並べるより、あなたらしい素直な言葉で表現することが一番大切です。
無理にカッコつけなくて大丈夫。
本当の気持ちが伝われば、それが一番感動します。
4. スピーチでは「間」を意識
一文ごとに自然な間(ポーズ)を取ると、聞き手に伝わりやすくなります。
私も本番では、緊張しながらも「落ち着いて間を取る」ことを意識して、
詰まってしまった場面も堂々と乗り越えることができました。
よくある悩みQ&A
Q. 緊張して声が震えそうです…。
→ みんな震えます。大丈夫。
大事なのは、ミスしても堂々と続けること!完璧じゃなくていいんです。
Q. 間違えたらどうしよう?
→ 間違っても、笑顔で続ければ問題ありません。
むしろ自然な人間らしさが伝わり、温かい雰囲気になります。
最後に

卒業式の答辞は、人生で数えるほどしかない特別な経験です。
完璧を目指すより、あなた自身の言葉で感謝と未来への想いを伝えることが一番大切。
自分を信じて、一歩を踏み出してみてください。
あなたのスピーチが、きっとみんなの心に残ります。
応援しています!
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