こんにちは、manabi-life運営者のかずまるです。
生徒会に入ってみたはいいものの、
「なんだかあのメンバーと合わない…」
「仕事を押し付けられてばかりでイライラする…」
「空気が悪くて会議に行きたくない…」
こんなふうに感じたこと、ありませんか?
私も生徒会に入っていたとき、実は何度か「この人とはやりにくいな」と思った経験があります。
でも、その経験があったからこそ、今では「人間関係は“うまくやる”じゃなくて、少しずつ歩み寄っていくもの」だと思えるようになりました。
この記事では、生徒会の中でメンバーと合わないと感じたとき、どうしたらいいか、実際の体験をもとに“こじらせない関わり方のコツ”を紹介します。
この記事と合わせて、以下の記事もおすすめです。
【生徒会向け】よくあるトラブルとその乗り越え方|あなたは一人じゃない! – 学びライフ
そもそも「全員と気が合う」なんて無理!

生徒会って、クラスも学年もバラバラなメンバーで集まるので、考え方も性格もいろいろ。
そもそも、「全員と仲良くなる」って、実はものすごく難しいことなんです。
誰かと意見が合わなかったり、テンポが違ったり、頼み方がきつく感じたり。
それって、当たり前のことなんですよね。
でも「なんで私だけ…」「あの人苦手だな…」と思い続けると、
だんだん疲れて、生徒会そのものが嫌になってしまうことも。
だからこそ、まず大事なのは、「全員と仲良くする必要はない」と最初から思っておくこと。
無理に仲良くなろうとしなくてOK。ただし、「うまく関わる」工夫は必要です。
私が経験した「ギクシャクした関係」

私自身、生徒会で一緒だったある人と、最初はかなりぶつかっていました。
- 話し方が強めで、少し怖く感じる
- 提案を出すと「いや、それは…」とすぐ否定される
- 会議後にモヤモヤして、何も言えなくなる
でも、ある日思い切って「さっきの言い方、ちょっときつく感じちゃった」と、
個別で話す機会をつくってみたんです。
そしたらその人が「ごめん、そんなつもりじゃなかった。言い方悪かったかも」って。
それから少しずつ、関係が変わっていきました。
合わない人と関わるときのヒント5つ

ここからは、実際に私が実践して効果があった「関係をこじらせないコツ」を5つ紹介します。
① 相手の“強み”に目を向ける
苦手な人って、どうしても「嫌な部分」ばかりが目につきがち。
でも、「行動が早い」「責任感がある」「アイデアは豊富」など、
**その人なりの“強み”**に目を向けるようにすると、ちょっと見え方が変わってきます。
「あの人ちょっと怖いけど、進行力はあるよな」
「言い方きついけど、仕事の正確さはすごいな」
こう思えるようになると、不思議と心の距離も縮まります。
② 伝えたいことは「あとで1対1で」
会議中にイラッとすることがあっても、その場で言い返すのは逆効果。
「あれは違うと思う」
「さっきの言い方、ちょっときつかったかも」
など、時間をおいて冷静なときに、1対1で話すのがコツです。
全体の前では言いにくいことも、2人だけなら意外と素直に伝えられるし、
相手も「責められてる」と感じにくくなります。
③ 共通の目標を意識する
「この人と考えが合わない」と感じたときこそ、
“同じゴール”に目を向けるようにします。
たとえば行事の運営なら:
「みんなが楽しめる行事にしたい」
「成功させて思い出に残したい」
という想いは、きっと共通しているはず。
目的が同じだと分かると、「やり方は違っても、仲間なんだ」と思えてきます。
④ 自分だけで抱え込まない
どうしてもつらいときは、信頼できる先輩や先生に相談することも大切です。
「生徒会だから、自分で何とかしなきゃ」って思いすぎると、
気づいたときには限界を超えてしまうことも。
生徒会の先生や担任の先生、仲の良い友達でもいいので、
「ちょっと話聞いてくれる?」と一言伝えるだけで、心が軽くなることもあります。
⑤ それでも無理なら「最低限の距離感」でOK
本当に無理だと感じるなら、“近づきすぎない関係”を選んでも大丈夫。
- 会話は必要なことだけ
- タスクは公平に分担
- 私情は持ち込まない
それだけでも、生徒会活動は十分にやっていけます。
「割り切る」ことも、時には大事な選択です。
最後に|人間関係に悩むあなたへ

生徒会は、「いろんな人と関わる」場所です。
だからこそ、ぶつかることもあるし、合わない人もいます。
でも、そこで得られるのは、
「どうやって関わるかを考える力」であり、
「人と違っていいと思える心」です。
うまくいかない時期があっても、それはあなただけのせいじゃない。
いま悩んでいるあなた自身も、きっと成長の途中です。
少しずつでも、自分のペースで大丈夫。
あなたの生徒会活動を、これからも応援しています!
コメント