こんにちは、かずまるです。
「生徒会って、なんだか大変そうだけど意味あるのかな…？」
「頑張っても報われないんじゃない？」
「勉強や部活との両立、きつくない？」
そんなふうに、生徒会に対して「やってみたいけど、ほんとに意味あるの？」と感じている人はきっと多いと思います。
この記事では、中学・高校で実際に生徒会長を務めた私のリアルな経験をもとに、
「やってよかったこと」と「しんどかったこと」の両方を、正直にお話しします。
読んだあとに、少しでも「やってみようかな」と思えるような、そんな記事になれば嬉しいです。
生徒会の仕事内容などは以下の記事を参照してください
生徒会役員ってどんな仕事？1年間の活動スケジュールをまとめてみた！ – 学びライフ
正直、生徒会って意味あるの？
結論から言うと――
めちゃくちゃ意味あります。
ただし、「意味がある」と感じるかどうかは、どう向き合うか次第です。
誰かに褒められるわけでもない、評価されるわけでもない。
それでも、「やってよかった」と胸を張って言えるのは、その時間が確かに“自分自身”を変えてくれたからです。
やってよかったこと【5つの実感】
1. 自分の意見に自信が持てるようになった
最初は「私なんかが発言していいのかな…」と思っていたのに、
何度も会議で意見を出したり、みんなの代表として話すうちに、“伝える力”が自然と育ちました。
2. 人前で話すことに慣れた
スピーチや司会、式典での挨拶など、生徒会は人前に立つ機会がたくさんあります。
最初は本当に緊張しました。でも、原稿を準備したり、仲間に練習を付き合ってもらったりしながら、
少しずつ「緊張しながらも、言葉を届ける」ことができるようになりました。
3. 仲間と一緒に目標を達成する喜びを知った
文化祭、体育祭、生徒総会…。
大きな行事をチームで動かすのは、思っていた以上に大変でした。
でも、「やり切ったね！」と声をかけ合えるあの瞬間は、今でも忘れられません。
4. 学校の裏側や“仕組み”が見えるようになった
先生との会議に出たり、校則について話し合ったり。
生徒会にいると、普段は見えない「学校を動かす仕組み」に触れる機会があります。
ただの“生徒”から、“学校を一緒に作る存在”になれた気がしました。
5. 自分を少し好きになれた
一番の収穫はこれかもしれません。
自信がなかった自分が、勇気を出して一歩踏み出して、
うまくいかない日も、悩んだ日も乗り越えてきた。
その積み重ねが、確実に「自分を信じる力」になってくれました。
しんどかったこと【正直ベースで語ります】
ここからは、あえて「大変だったこと」も正直に紹介します。
1. 責任が重くてプレッシャーを感じた
生徒会は、「みんなの代表」だからこそ、自分の言動に責任が伴います。
何かミスをしたとき、自分の判断が間違っていたとき、すごく落ち込むこともありました。
でも、その責任があるからこそ「本気で考える力」が育ちました。
2. 時間が足りなくて焦った
行事の準備や会議、資料作成など、放課後の活動が多くて、
「部活や勉強との両立、どうしよう…」と何度も思いました。
だからこそ、スケジュール管理の大切さを身をもって学べました。
今ではその経験が、大学生活でも役立っています。
3. 思いが伝わらない悔しさ
クラスの意見がまとまらなかったり、先生との話し合いがうまくいかなかったり。
「どうして伝わらないんだろう…」と悩むこともありました。
それでも、「伝え続ける」ことの大切さを知ったのは、生徒会での経験があったからです。
それでも「やってよかった」と思う理由
どれだけしんどくても、やっぱり「やってよかった」と言えるのは、
そこでしか得られない経験が、確かに自分を変えてくれたからです。
自分の言葉で人が動き、
自分の行動で学校が少しだけ変わり、
自分の背中を見て、後輩が「立候補してみようかな」と言ってくれた。
そんな一つひとつの出来事が、私の心に強く残っています。
「意味があるかどうか」は、あとからわかる
生徒会に入る前、私も思っていました。
「意味あるのかな？」「向いてないかも…」「やめた方が楽かも」
でも、今なら言えます。
“意味があるかどうか”は、あとになってから分かること。
やってみた先に、きっとあなたにしか味わえない何かが待っています。
終わりに
この記事をここまで読んでくれたあなたは、きっと心のどこかで「やってみたい」気持ちを持っている人だと思います。
不安があっても、プレッシャーがあっても、
その気持ちを大切にして、一歩を踏み出してみてください。
私も、同じように迷って悩んで、でも挑戦して、
生徒会という舞台で「自分」を大きく成長させることができました。
次は、あなたの番です。
応援しています！
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