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中学・高校で生徒会だった僕が教える生徒会のメリット・デメリット!~生徒会長編~

今回は中学校、高校で生徒会に入るか迷っている方、興味を持っている方に向けて中学、高校で生徒会長を経験した筆者がメリット・デメリットについて分かりやすく紹介します。実際、生徒会って何してるの?入試で役立つの?などの疑問を解決出来る内容となっているので気軽に読んでください。

そもそも生徒会ってなに?

生徒会とは、厳密にいうと学校に所属している全生徒が所属している組織になります。

なので実はこの記事を読んでいる皆さんは生徒会自体には既に所属しています。

え!?じゃあ色んなアニメやドラマとか学校で生徒会って言われているのは何なんですか!と考える方もいると思います。

実は生徒会と言われるものの正式名称は学校によっても異なりますが、生徒会執行部といいます。

これが皆さんの思い浮かべる生徒会です。この生徒会執行部では主に生徒会の行事の運営や生徒での学校の自治活動を行っています!

と言ってもこのくらいの内容であれば既に皆さんの想像通りではないかと思います。なので私の実際の経験を交えて以下で説明していきます。

生徒会の主な活動内容

生徒会の主な活動内容は以下の通りです。

  • 体育祭、文化祭、球技大会などの学校行事の計画、運営
  • 校外の活動への参加
  • 学校生活の改善への取り組み

それぞれ私の経験を交えて解説します。

学校行事の計画、運営

皆さん想像の通り、生徒会執行部では各学校行事の計画、運営を行います。

具体的に行事を例に挙げると文化祭や体育祭です。

中学校、高校の違い、それぞれの学校によっても違いますが、生徒会で担当する行事は基本的に全学年が関係する行事のみなので、修学旅行や遠足などの学年行事に関しては生徒会の管轄外であることが多いです。

各行事では大抵、2から4カ月位前には生徒会執行部で計画をし始めます。なので、生徒会の任期の間はずっと行事の計画と運営に追われており、部活をしながらの生徒会活動はかなりのハードモードです。

私自身も運動部の副主将をしながら生徒会長をしていましたが、生徒会の仕事に追われてなかなか部活にいけませんでした。また、夏休みなどの長期休みの期間にも生徒会の仕事のために学校に行かないといけないこともあり、大変でした。

校外の活動への参加

生徒会執行部はその学校の顔そのものであるため、校外への活動に参加しなくてはなりません。

具体的には、地域でのボランティア活動、募金活動、他の学校の生徒会役員との交流会などです。

中でも生徒会長、副会長、書記などの生徒会執行部の中でも大きな役割を持つ人は他校との交流会などのイベントや学校外の組織との関わりの機会が多いため、慣れない人にとっては少し大変だと思います。

学校生活の改善への取り組み

生徒会執行部では、生徒と教師陣の間の橋渡しの役割があります。

具体的には生徒全体の意見を集約して先生方へ提出することで校則の改正をすること、学校生活を豊かにするためにちょっとした行事の企画や挨拶運動なんかもあります。

特に校則の改正は生徒会執行部の最終目標に掲げることが多いため、生徒全体からの期待が高いものではありますが生徒会の任期の間に行うことは先に紹介した2つに比べるとかなり難しいです。

私も高校の時に校則の改正をすることが出来ましたが、前例が無かったことと行事の運営や学外での行事に追われて時間が本当にありませんでした笑

生徒会をするメリット

ここからは生徒会に入ることのメリットを生徒会長をした経験を交えて紹介していこうと思います。

生徒会役員になることのメリット

  • 大学入試、高校入試に役立つ
  • 対人スキルが上がる
  • パソコンなどの機器を使う経験が得られる
  • 責任感やリーダーシップが身につく、また友達が増える

これらについて以下で説明していきたいと思います。

入試に役立つ

生徒会執行部としての経験は大学入試、高校入試においてかなり役立ちます。

といっても一般入試よりも推薦入試の方がかなりの恩恵を受けることが出来るので一概にどちらも役立つかといえばそうではないかもしれません。

私は生徒会長をした経験から入試で以下の面で入試に役立ちました。

  • 先生方と仲良くなれる
  • 入試でのアピールポイントが得られる
  • 緊張に強くなる
  • アドリブに強くなる

生徒会活動では特に先生方と話をする機会が多かったので学校内でかなり顔が広くなり、色んな先生と仲良くなることが出来たので、先生に分からないことを質問しやすかったり、推薦入試の面接練習を頼みやすかったです。

また、生徒会長は役割柄、多くの生徒の前で話す機会が多かったのと行事でのイレギュラーに対応する機会があったので推薦入試、一般入試の際には他の受験者に比べて落ち着いた態度を取ることが出来ました。

ところで、生徒会に入っていることで学校の内申点が良くなるなんてことも言われます。中学校では本当のところもあるかもしれません。しかし高校ではそこまで関係ないのではないかなと思います。

学校によっても異なるのでこれについてはあまり期待しない方がいいかと思います。

こちらの記事では私の推薦入試の経験談を綴っているので時間があれば読んでみてください

対人スキルが身につく

生徒会役員になると、必然的に全校生徒だけではなく先生方や外部の方々と話をする機会が多くあります。

そのため、敬語を使う機会や自分よりもかなり目上の人と接する際の技術を早い内から磨くことができます。

私の場合は生徒会担当の先生方が体育科の先生だったこともあり、日々緊張感をもって対人スキルを磨くことが出来ました。この経験があったことで、初対面の人であってもある程度の好感度を持ってもらえるだけのコミュニケーションスキルを身につけることが出来ました

パソコンなどの機器を使う経験が得られる

実は生徒会では書類作成や名簿の管理などを使う際にパソコンを使います。これは中学校、高校のどちらもです。

そのため、同世代よりもパソコンのWord、Excelの経験値を得られるほか、コピー機などの将来的に使うであろう機器に早い内から触れることができます

生徒会執行部に入るまではデジタル機器に触れる機会が無かった人にとって、最初こそ苦労するかもしれませんがかなり価値のある経験を得ることが出来ます。

私も生徒会に入るまではWordやExcelを使う経験が学校の授業以外で無かったので、技術を磨く良い機会になりました。

責任感やリーダーシップが身につく

これは生徒会長ならではかもしれませんが、自分の行動への責任感や生徒会執行部、ひいては全校生徒の代表としてのリーダーシップを育むことが出来ました。

私はどちらかと言えば、人見知りで、大人数で過ごすことも苦手なタイプでしたが生徒会長として人前に立つ経験によって自分自身の新たな一面を見つけることが出来ました。

また友達を作りやすいことが何よりのメリットであると感じます

自己紹介をせずとも生徒会長をしていれば初対面の相手であっても、話のネタは尽きません。これは生徒会長をした経験の中でも一番の価値だと思っています。

以上が生徒会をする上でのメリットです。

生徒会をするデメリット

続いて生徒会をする上でのデメリットについてですが、

めちゃくちゃ大変!!!!

もうこれに尽きます……

私は中学校では運動部の副主将、高校では文化部に所属していましたが生徒会長になったことでなかなか部活に参加することが出来ませんでした。また、長期休みにおいても行事の計画のために学校に行かなくてはならず、割と….本当に….辛かったです。

なので、部活に使える時間を減らしたくない人、できるだけ自分の為の時間を過ごしたい人、難関校への合格を目指している人などは生徒会に入ることで自由に使える時間が減ってしまうので、もしも生徒会に入る場合は覚悟をしておくようにしましょう。

また、

アニメ、ドラマのような生徒会はあり得ない!!

なので、幻想を抱いて生徒会に入ってはだめです!!

生徒会執行部、役員が学校内で特別な権利を有しているわけではないということを知っておいてください笑

私も中学校の時は生徒会に少し幻想を抱いていましたが、すぐに打ち砕かれました。

不純な動機で生徒会に入ると痛い目を見るので注意してくださいね!

以上が生徒会をする上でのデメリットです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

生徒会役員、執行部は確かに大変な仕事が沢山ありますが、生徒会をしていたために体験できた青春もあります。ちなみに生徒会長をしたからといってモテるかどうかは個人差があるので注意してください笑

個人的な意見になりますが、生徒会執行部に入ることを悩んでいる人はぜひ入って見てほしいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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