こんにちは、学びライフ運営者のかずまるです!
今回は「生徒会の会議ってなんであんなに長くなっちゃうの?」という悩みに答える記事です。
私自身も中学・高校で生徒会長として何度も生徒会の役員会議を進行してきましたが、最初の頃は慣れなくて本当に苦労しました…。
ダラダラ続いてしまったり、意見がまとまらなかったり、沈黙が続いたり…。
でも、いくつかのコツを意識するようになってからは、「短く・わかりやすく・スムーズに進む会議」ができるようになりました。
この記事では、そんな私の経験をもとに、生徒会会議を時間内に終わらせるコツをわかりやすく解説します!
そもそも、なぜ生徒会会議は長くなりがち?

まずは「生徒会会議が長引く原因」から整理してみましょう。
- 議題が曖昧でゴールが決まっていない
- 誰が司会なのか、進行役がはっきりしない
- 脱線する話が多い
- 意見がまとまらず、グダグダする
- 時間管理ができていない
こうした状況、きっと生徒会の会議だけではなく、日常生活内での経験がある人も多いと思います。
会議での具体的な議題が出ない、、、!という方には以下記事もおすすめです。
【保存版】生徒会の議題ネタ50選|会議で意見が出ないときに使えるアイデア集 – 学びライフ
時間内に終わらせる!5つの進行テクニック

ここからは、私が実際にやって効果のあった進行のコツを紹介します。
① 「今日のゴール」を最初に全員に伝える
会議が始まる前に、必ずこう言ってました。
「今日の会議のゴールは、体育祭のスローガンを決定することです。時間は30分以内に終わらせます!」
これだけで、メンバー全員が「今日は何を決める日なのか」を意識して参加してくれます。
② タイムキーパーを決める
私が生徒会長の時は、必ず一人タイムキーパー役を決めていました。
- 「残り10分になりました」
- 「あと5分です」
…など、時間が迫ってきたら声をかけてもらうようにしていました。
これがあるだけで、自然とみんなが時間を意識できるようになります。
③ 意見を出す時間とまとめる時間を分ける
会議中に「意見を出す時間」と「まとめる時間」がごちゃごちゃになると、永遠に話が終わりません。
そこで私はこんな進め方をしていました。
- 【意見出しタイム(5分)】
→「まずは自由に意見を出してね。否定はなし!」 - 【まとめタイム(5分)】
→「じゃあ今出た意見をもとに、どれにするか決めよう」
この流れで進めると、みんなが安心して発言できるし、決定も早くなります。
また、意見を出す前に少しだけ考える時間も設けていましたが、考える時間を長く取り過ぎると会議が進みにくくなるので、短めにしましょう。
④ 議題ごとに時間配分を決める
例えば、30分の会議なら…
- 最初の5分→今日の議題とゴールの確認
- 次の20分→議題ごとの討議
- 最後の5分→決定事項の確認&次回への持ち越し事項まとめ
事前にこの配分をホワイトボードや黒板に書いておくと、「あ、今この時間だから次に進もう」という空気が自然にできます。
⑤ 決まらない時は“次回持ち越し”でOK!
どうしても時間内に結論が出ないときは、無理に決めようとしないことも大切です。
私が使っていた言い方はこれ↓
「今日はここまで話し合えたことを一度まとめて、次回までに各自アイデアを整理してくる、ということでいいですか?」
ダラダラ長引かせるより、一旦区切って次回に持ち越す方が、結果的にスムーズになります。
実際に私がやっていた会議運営の流れ(実例)

- 会議開始:「今日のゴール」と終了予定時刻を全員に伝える
- 各議題ごとに時間配分を発表
- タイムキーパーが残り時間を定期的にアナウンス
- 議題ごとに「意見出し→まとめ」をセットで進行
- 最後に「今日決まったこと」と「次回にやること」を全員で確認
- 必ず議事録を残して、後で全員に共有
この流れを続けることで、決めた時間内に終わる会議が当たり前にできるようになりました!
これは中学校や高校の生徒会活動だけではなく、将来の就職活動や大学生活でも大切な考えです。
意見が出ないときの対策は?

- 事前にアンケートで意見を集めておく
- 小グループに分けて意見を出しやすくする
- 「とりあえず何か言ってみてOK」という安心感をつくる
- 「YES/NO」で答えられる簡単な質問からスタートする
司会が「発言ゼロで困る…」とならないよう、こうした工夫を入れておくと安心です。
まとめ|会議は“短く・分かりやすく・楽しく”がコツ!

生徒会の会議は、「みんなで学校を良くするための大切な時間」です。
でも、長すぎる・決まらない・雰囲気が悪い…。
そんな会議になってしまっては、本末転倒ですよね。
ぜひ今回のコツを参考にして、時間内に終わる、そして全員が納得できる生徒会会議を目指してみてください!
会議を自分たちで運営するという経験は中学校や高校を卒業した後にも必ず役立ちます!
学びライフは皆様の生徒会活動を応援しています。
今回も読んで頂きありがとうございました!
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