こんにちは、かずまるです。
突然ですが、あなたは人前で話すのが得意ですか?
私は、小学生の頃は本当に苦手でした。発表のたびに手が震えたり、話している途中で真っ白になったり……そんな自分がずっと嫌でした。
でも今、こうして「生徒会長」の経験を経て、たくさんの人の前で話すことができているのは、間違いなく生徒会活動を通じて得られた“変化”があったからです。
今回は、人前に立つのが怖かった私が、生徒会でどんなふうに変わっていったのかを、自分の体験からお話しします。
「自分を変えたい」と思った中学入学

私は小学校の頃、人前に立つのが本当に苦手で、人前で自己紹介をすることも好きではありませんでした。
自分を変えたい。
そう思ったのは、中学校に入学した時でした。
新しい環境に飛び込んだ私は、「このままじゃいけない」と思い切ってクラス代表に立候補しました。
この時はまだ、生徒会のことなんて何も知らず、ただ中学校入学をきっかけにして「何か一歩踏み出してみたい」と思っていただけでした。
でも、その一歩が、後の私の人生にとってすごく大きな意味を持つことになるとは、
この時の私はまだ知りませんでした。
不登校を経験して、「学校を変えたい」と思うようになった
中学1年生の途中、私は2カ月ほど学校に行けない時期がありました。
自分の心と体がついていかず、「朝、起きてもどうしても行く気になれない」そんな日が続きました。
その経験を通して、私は一つのことを強く感じました。
「学校って、もっと“行きたい場所”であってほしい。」
自分だけじゃなく、どの生徒にとっても「安心して過ごせる場所」であってほしい。そんな思いが、私の中に芽生えました。
だからこそ、「だったら誰かにそんな場所を作ることを頼るよりも、自分で動いてみよう」と思ったのが、生徒会に立候補するきっかけになったんです。
演説で声が裏返った日。でも…

いよいよ、生徒会選挙の演説の日。
体育館に集まった全校生徒の前で、マイクの前に立つ瞬間。
司会の先生に名前を呼ばれて「はい!」と返事をした時、緊張と体調不良が重なって、思いきり声が裏返ってしまいました。
もう恥ずかしすぎて逃げ出したくなるほどでしたが、
ある意味で緊張が少しだけ緩んだので必死で演説を続けました。
実はこの演説、事前にかなり作戦を練って準備していたんです。
原稿の構成や言葉選び、話し方にはとことんこだわって、自分の思いがしっかり伝わるように、何度も何度も書き直しました。
この時の演説原稿は、私のブログ内でも紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
【生徒会選挙】演説や人前で発表する際におすすめの原稿の構成と話し方のテンプレを紹介! – 学びライフ
結果、無事に当選することができました。声は裏返ってしまったけれど、伝えたい気持ちは届いたんだと思います。
一番変われたのは「アドリブ力」
生徒会の活動が始まってからも、最初は人前に立つのが怖かったです。
でも、活動を続けるうちに、だんだんと慣れていきました。
特に一番成長できたと思うのが、アドリブ力です。
行事の司会や運営、代表挨拶など、生徒会の現場では「予想外の出来事」が当たり前のように起こります。
たとえば、
- 雨天でプログラム変更 → 急なスピーチ対応
- 裏方のトラブルで進行ストップ → 時間稼ぎのトーク
- 緊張で原稿が飛ぶ → 要点をつなげながら、違和感を感じさせずに話す
こんな“アドリブ対応”を繰り返すうちに、少しずつ「言葉に詰まっても、自分の言葉で伝えればいい」と思えるようになっていきました。
生徒会で得た「人前に立つ勇気」
気づけば私は、学校行事の司会をしたり、全校生徒の前で提案をしたり、卒業式で答辞を読んだりと、小学校の頃の自分では考えられないような経験を積むことができました。
もちろん今でも緊張しますし、話す前はドキドキします。
でも、「話すことが怖い」から、「伝えることが楽しい」に変わったんです。
最後に|小さな一歩が、自分を変える

もし、今この記事を読んでいるあなたが、
- 「人前で話すのが苦手」
- 「立候補する勇気が出ない」
- 「自分に向いていないかも…」
と思っているなら、私の体験が少しでも背中を押すきっかけになればうれしいです。
変わりたいと思ったら、その気持ちを信じて、ぜひ一歩踏み出してみてください。
その一歩が、きっとあなた自身の未来を変えてくれるはずです。
私は生徒会を通して、自信を持てるようになりました。
今度は、あなたの番です。
応援しています!
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